2013 -夏- 12(終)
5日目の朝を無事に・・・。
正直、ラスト70kmは眠気との戦い・・・。70km進むのに、7時間もかかってしまった。
ミッドナイト・ラン。午前3時。ここでアクシデント発生。ヘッドライトの電池が切れるという事件が!!
でも、予備の電池を持っていたので、焦らずに交換。が、コンビニにピット・インする際に、調子に乗って縁石を飛び越えたら、リアパンクしたし><
おっちゃんの所で買った変換アダプターが大いに威力を発揮してくれたね!!
そして徐々に極限に達し、遂には国道2号の歩道脇で寝てしまう始末・・・。
流石に、4日で睡眠時間が8時間を切ってるとそうなるか・・・・。
朝日を浴びるCT-1。良くここまで走ってくれた!!
23km!!
正直に、この旅の感想を述べると、結局俺は、自転車のことがこれっぽっちも嫌いじゃなかったって事。走ってる最中は、疲れたとか眠いとかあったけど常に全力疾走。むしろ、逆で好きで好きで堪らなくなってしまった。
そして、もう一つ。今回の旅は、無事に終える自信は無かった。ブルベもやったことないし、一日の最長距離も300キロ未満。
そして、普段は睡眠時間を8時間は取っていたし、この夏の暑さ・・・・。
だけど道中では、俺はこの楽しい時間が、ずっと続けばいいのにっと純粋に思ってしまった。
仕事が嫌だから、明日も休みがいいなっとか、そうゆう類ではなく、純粋に自転車に乗ってずっと走り続けたいと。
遠くに関門海峡が!!
関門海峡・・・、遠くに関門橋が見えた時、本当に着くんだっと思うのと同時に、本当に終わってしまうんだって気持ちが混じって、ちょっぴり泣いちゃったねw
家から4日と3時間で着いた・・・。
(出発時刻8月10日4時30分/到着時刻8月14日7時31分)
国道2号は、途中で切れて国道9号へと切り替わる。9号へ入ると、九州が見える。
関門橋へ、近づくにつれて湧き上がる感情は、不思議と寂しい気持ちだった。
普通に考えれば、コレから家に帰って、風呂にも入れるしベッドもあるというのに。
でも、関門橋の麓に着いて自転車を降りた時は、CT-1に対してお疲れ様って気持ちだったね。
賽銭箱!!
九州へは、地下トンネルを渡るんだ。通行料は、20円。
これは、ただの県境ではないね。
反対側が、本州さ!!
小倉に、向かう途中、一瞬でブラックアウト。闇の中から出てきたのは縁石><
こんな所で、死んでしうまうのか?!っとスゲー焦ったね。眠気も全部ぶっ飛んだ。
そして、二日目に送った着替えを受け取って、銭湯だ!!っと思ったんだが、調べていたところが、なんと閉店していた・・・。
ばっちいけど、身体全体をギャッツビーのウェットペーパーで拭きまくってから、着替えたね。
新幹線は、4時間50分で東京へ。
17時ごろに東京に到着。駅前で自転車を組み立てて、都内を走る・・・。
いつもの、見慣れた光景。皇居、東京タワー、六本木ヒルズ。さっきまで下関、北九州にいた事が、夢か幻かのように思えた。
ロードバイクに乗っている人は、何処にでもいた。そのすれ違った人とは、多分二度と会わないし、休憩で寄ったコンビニの店員さんや、米子の自転車のおっちゃんとも多分、もう会うこともない・・・。
そして、今後の人生でも再び、自転車で走る事もない道たち。もし、同じ道を走ることがあっても、今回のような新鮮な気持ちではない気がする。
今回の旅の、一期一会でちょっぴり悲しいのは、やっぱり米子の自転車屋のおっちゃんと、もう会うこともないのかなって思うこと。俺みたいな、よそ者にもフランクに接してくれてさ。
とりあえず、この5日間は電車に乗ってる以外はずっと自転車に乗っていて、ひたすら走り続けた。レースでもなければ、ブルベでもない。目的地に誰かが居るわけでもないのに。
ただひたすら、走り続けた。「漕ぎ続ければ、着くんじゃね!」を目標に。
そして、無事に東京へ戻ってきて、オイラの夏休みは終わった。
新幹線だと、何の苦もなく行けるけど、自分の脚で遠くまで行くのって楽しいよ!
そして、いつも思うんだ。自転車って走ってる時は、色々と考えるにはもってこいなんだって。この世の終わりみたいな悩み事も、自然の中を疾走して、自分の脚で走り続ければ、大したことないんじゃね?って思えるしね!!
これだから、自転車は辞められないかもですw
さて次は、何処へ行こうかな?日本海??良いじゃない!!
ーSPECIAL THANKSー
米子のおっちゃん
サークルK
ポプラ
セブン-イレブン
沢山の自販機 etc.
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